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 兵庫県立淡路高校(兵庫県淡路市富島)の生徒たちが24日、明石市内に出向き、電車のホームや商店街で障害者の歩行を助けるガイドヘルパー(移動介護従事者)の実習をした。島内にはヘルパーの人数が不足しており、福祉関係者らは「こうした若い人たちの活動が地域福祉への力となってくれれば」と期待を寄せている。

 ガイドヘルパーは、障害者が移動する際に介助を行う各都道府県認定の資格。取得には「視覚」「知的」「全身性」の3種類で障害者への対応をそれぞれ学ぶ計55時間の講習が必要で、同高も今年度から、授業でガイドヘルパーの資格取得に取り組んでいる。

 この日は、視覚障害者のサポートやガイドヘルパー養成をしているNPO法人「神戸アイライト協会」(神戸市)の森一成理事長が指導にあたった。

 同高2年の男女生徒14人が山陽電鉄明石駅前に集合。2人一組でヘルパー役と、アイマスクと白いつえをついた障害者役になり、駅構内を歩いた後、ホームで電車の乗り降りを体験した。電車の扉の前では、介助役の生徒が立ち止まり「10センチの段差があります」と伝えると、障害者役の生徒はつえで足元を確認し、2人で車内に乗り込んだ。

 同駅でエスカレーターの乗り方も学んだ後、明石公園では風景を解説しながらの介助を、商店街では障害物をよけながらの介助方法を学んだ。

 同資格の取得を授業に取り入れている高校は、県内にはほとんどないという。

 理学療法士と社会福祉士を目指している吉岡大貴君(16)は「目隠しをすると、小さな段差でも怖く、視覚障害者の気持ちが理解できた。淡路には鉄道がないので、とても勉強になりました」と話していた。
出典:読売新聞



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